2019/01/03 13:30
千葉へ向かう道すがら、小学校の頃の思い出や将来のことなど、いろんな話をしました。 もちろん恋愛の話も。 こんな話ができるようになったんだなと、何だか感慨深いものがありました…… 「ねーねー、まだ着かないのー」 小学生か! 後部座席のが「できる子」が覚醒したようです。 「もう、あの向こうは海だよ」 昔サーフィンをやっていた頃の記憶を頼りにビーチを目指し、記憶が曖昧なところもありましたが、なんとか海岸に着きました。 全然違う所でしたが…… 「寒ぅー!!!」 2人に上着を貸しておいて正解でした。 「曇ってるね……」 せっかく、水平線から昇る太陽を見せたかったのに…… 「ねーねー、なんで波ってたつのー?」 「風だな、あとは流れ。水を張ったタライを思い出してみな、水面揺れてるだろ?地球は回ってんだ、海面も揺れるわな」 「へー!さすが元教師」 元教師は余計だわ! 空がだんだん明るくなってきました。 「雲の隙間から太陽見えそうだね」 その時、雲の隙間から光が…… 「ほら、天使のはしごが出てきたよ」 「え? あれ天使のはしごっていうの?」 天使のはしご、正式名称は薄明光線といいます。太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間から光が漏れ、光線の柱が放射状に地上へ降り注いで見える現象のことです。 「さすが、元教師じゃん」 そのへんにしとけ、な? その時、雲の切れ間から力強い光が放たれ、海面に光の道が現れました…… (2019年元旦 撮影者 "できる子" ) 「おぉっ!」 「来たね…」 「すごーい♬」 とてもとても美しい日の出でした。 久しぶりの海、こんなにキレイな日の出を教え子と見られる日が来るなんて、なんてオレは幸せなんだろう… 「帰ろ帰ろ!」 ……はい、帰りましょう。 家に着いたのは朝10時。 「「じゃあねー」」 「おいおい、なんか忘れてないかい?」 「「え?」」 「貸してやった上着いつまで着てんのさ」 「「あ、そうか」」 疲れたよね笑 ふたりともお疲れさん。 本当にありがとう。 最高の大晦日だったよ。