2019/02/27 22:38


江戸時代、浮浪する牢人を浪人と呼ぶようになった(超ざっくり)


大学合格を目指して頑張っている学生を指し、大手予備校までもが「浪人」などという言葉を使っている。


という私は、大学に行くという目標なんてなかったので








浪人生でいいんですけど……








予備校に申し込み


テキストを購入し


ほとんど行かないという…



毎日何をしていたか。


予備校はただの待ち合わせ場所。


友だちと一緒に


ゲームセンターに行ったり


カラオケに行ったり



夕方になると


バイトに行ったり


道場に行ったり



夜中になると


遊びに行くという生活。



そんなある日


やりたいことが見つかりました。


当時、流行していた渋カジ。







欠かせなかったのが




インディアンジュエリー







決めた。





オレ、インディアンになろう。



とりあえずアメリカに留学をしようと学校を探し、 車の免許を取るためにバイトして貯めた貯金で、英会話スクールに通い始めました。


テコンドーはというと、夏に世界大会に出られることが決まっていたので、練習もハードに。




完全に浪人生の生活ではありません……




バイトして


道場行って


英会話行って


遊びに行くという……



それでも、受験が近づくとなんだかソワソワしてきました。


高校の恩師に相談しに行こう!



久しぶりの我が母校。



「先生!オレ受験勉強してないんだけど、どうしたらいいかな?」


「英語はやってんたんだろ?それなら、一教科受験しろよ」


「え?一教科だけでいいの?それにする♬」



英会話を1年


英検も受けて(落ちた)


とりあえず英語は勉強してましたから。



結果!










サクラチル








そりゃ、そうでしょう……


この頃には、留学する気も無くなっていました。



なぜなら


ひとりでアメリカなんて


寂しいだろうなと思ったから……



大学に落ちた オレはこれからどうするんだろ?


何とも表現し難い不安に襲われるようになりました……



将来のことを悶々と考えながら、深夜の暗い部屋でテレビを眺めていると、ある野球チームが紹介されていました。


耳が聞こえない小学生の子たちの野球チーム。


監督である学校の先生と子どもたち。


初勝利に向けて、一生懸命に練習に励む生徒と先生とのかかわりを見ていたら、なんだか熱いものが込み上げてきました……




将来の夢が決まりました。







オレ、先生になろう。