2019/05/30 01:13


今日はお休みの日


平日17時にお気に入りのスーパー銭湯に到着。


内風呂の熱気を避けるように露天風呂へ。


なんの気になしに石釜風呂へ入湯……



両腕両足を釜風呂の外に投げ出し


空を仰ぐと、真っ青な空を白い雲が


ふうわりと流れていた。


ゆっくりゆっくりと。





( ん、こっち向きじゃないな… )





頭の向きを変えると


夕焼け空が広かっていた。



とても力強い夕日の輝きが黄金色の光を放ち、まだうっすらと青い空に、ピンクのグラデーションを作り出していた。


こんな空を眺めながら風呂に入れるなんて





極楽極楽……





あの高い塀がなければ夕陽を拝めるのに……





( ん?高い塀?)




平穏な日常生活を送っていても、ちょくちょくこうして塀の中の生活を思い出します。


まぁ、忘れることは無いですが……



いまもあんな風呂に入ってるやつがごまんといるんだろうな…



(ホントに5万人ぐらいいる)



刑務所の風呂は地獄だったな……




入浴時間はたった15分


入浴日はたったの週2回


どれだけ汗をかいても週2回


夏になると3回に増え


8月だけは増入浴として


入浴日以外に4分間シャワーを浴びさせてくれる。


つまり、週4回


とはいえ、4分間






どこを優先的に洗えばいいのか……






これじゃ、罰ゲームだ。





ん?いいのか罰で。





入浴時間15分で頭に浮かぶことがもうひとつ。


学校の移動教室も15分だったな……




教員が入浴の様子をチェックして


終了時間をカウントダウンして


刑務所と同じじゃんか…





気をつけ


右向け右


前へならえ


直れ




毎日毎日、この号令を聞くたびに複雑な気分だった…




学校が刑務所みたいなのか




刑務所が学校みたいなのか




共通点を見つける度に




自分のしてきたことを反省していました。






あれで良かったのか?






もっと良くできなかったか?







オレは本当に大馬鹿野郎です。