2019/06/02 00:18
会いたい人に会えないという状況はいろいろありますが 物理的に会えないのはとてもつらい。 遠くに離れていても、会おうと思えば会える。 しかし、塀の中にいたなら? 絶対に会えない 自由になった今 会いたい人に会えるならば会いたい その思いが私の背中を押しました。 なので 息子の運動会を応援しに行きました。 いや、応援じゃないな こっそり見に行きました。 これが正しい。 そして、息子と呼んでいいのか複雑ですが 便宜上、息子と呼ぶことにします。 小学校の運動会 あの雰囲気に身を置くと、いろいろ思い出して辛いのは承知の上で行くことにしました。 保護者じゃないから、プログラムは持っていない。 なので、学校に着くと、張り出されているであろうプログラムを探しました。 ( 6年生の100m走が始まるらしい… ) この辺は勝手知ったるというやつで、生徒が集まる入場門に行けば、見つけられる自信がありました。 が、 まったくわからない…… 小さい頃のままで記憶が止まっているからか、ずっと背の低い子ばかりを探していました。 すると、なんだか息子の面影がある子がいました。 でも、オレの息子にしてはデカい と、その子が後ろを振り向いた瞬間、胸に貼り付けられている名札が見えました。 私に気づくことがない我が子を…… 7年ぶりだね 大きくなったなぁ 何とも言えない喜びと 申し訳ない気持ちで 涙が止まりませんでした。 午後には組体操があったので、見ることにしました。 とはいえ、一緒にお昼は食べられないので、公園のベンチで寝ていました。 気温30℃の炎天下で。 約1時間後 午後のアナウンスがかろうじて耳に届き、熱中症気味で校庭に戻りました。 楽しみにしていた組体操 我が子を見に来たのに、教師の目線で見ていました…… 二度と組体操の指導なんかできないのに。 やはり萎えました…… 色んな意味で。 でも、息子には会えました。 会えたと言っていいのかわかりませんが とても嬉しかったです。 でも、 会えて辛いってのもあるんだな…… オレは本当に大馬鹿野郎です。
目頭が瞬間的に熱を帯び、サングラスのフレームにたまる涙もそのままに、ずっと我が子を見つめていました。