2021/01/22 23:33




夜、ひとりで部屋にいると



なぜ、家族を手放したのか



ということをよく考える。




当時のことを振り返ってみても



答えは出ない。



ひとりで思い出そうとしても



思い出せない。




例えば、風邪をひいたとする。



咳が出たり、熱が出たり



風邪の症状は隠せないから



だるそうにしている人を見れば






「体調悪いの?」となる。






しかし、心の病気ってやつはそうはいかない。



気づくのは壊れてから。



気づいてもらえるのも壊れてから。



気づいてもらえないこともある。



理解してもらえないこともある。



気づいているのに無視されることもある。




そばにいる人に助けを求めることができれば



また違ったかもしれない。






必要とされたいのに



子どもたちに冷たく接していたように思う



かかわりを避けていたように思う



嫌われようとしていたように思う



なぜかはわからないけど



必要とされる実感がほしかったんじゃないかなと思う。




5歳の息子に聞いたことがある。



「パパいらないでしょ?」



返ってきた答えは






「うん、いらない」






5歳の息子の言葉が突き刺さる。




子どもの言うことなのに…



と、思えないほど



心に余裕がなかった。




当時、まだ小さかった子どもたち。




大きくなっただろうな。




元気ですか?




パパは元気です。




いつも想っています。




ずっと想っています。








パパは本当に大馬鹿野郎です。